CLセミファイナルの組み合わせ

バイエルンvsバルセロナ
ドルトムントvsレアル・マドリード

個人的には最高のセミファイナルの組み合わせ。スペイン対決、ドイツ対決という決勝もあり得るこの組み合わせは非常にファンタスティック

バイエルンvsバルセロナ

今期のバイエルンはともかく強い。選手層の厚さが半端じゃない。確かにバルセロナのポゼッションサッカーにはある程度の苦戦は仕方ない。組織的なプレッシングという武器を、個の能力で打開できる可能性は十分ある。それだけの選手がそろっているうえに、選手個々のコンディションがバイエルンの方が圧倒的に上

守備の注目はやはりダンテ。遅咲きのブラジル代表は強い身体能力に加え足元も非常に多彩。個人で打開するのは非常に難しい。そしてたとえ破ったとしても、その先に待ちかまえるのが現在世界No1GKともいえるノイアー

バイエルンはともかく攻撃に出ることを忘れないこと。中盤をコンパクトにして、場合によってはサイドを手薄にしてでも中央のスペースを埋めればバルセロナは手詰まりになりやすい。そして最終ラインは正直お粗末な状態なので、リベリの個人能力やミュラーの絶妙なプルアウェイでマンジュキッチと共にゴールを脅かせる。

ちなみに個人的な注目選手はシャキリ。スイス代表で、今季から加入した選手。元々2年ほど前にバーゼルの試合で見た選手。身長170cmと小柄ながらも、低重心で重みのある破壊力のあるドリブルが特徴。CR9のようなキレのあるフェイント、メッシのように足元に吸い付くドリブルという感じではないものの、DFを置き去りというか吹き飛ばす爆発的な10m速度と、技巧派の右足を備えてる

この選手が面白いのは、右足のシュートは非常に技巧的なのだけど、一転左足はバズーカー並みの威力を持ってること。主戦場は右サイド(バイエルンではトップ下)で、そこからPAを平行にドリブルし、左足からバズーカーを放つのが彼の得意なプレーの1つ。ともかく一際ちっさいのがブルタンクのように動いていたらシャキリ

まぁ現在はロッベンの控えの立場なので出番はないかもしれないが、でも出てきたらバルサは大変。彼のスピードを止めるのはなかなか至難の業。こいつユーベに入ってほしかったなぁ…

バルサは結局メッシ次第。メッシが好調だからとかじゃなく、彼のコンディション次第なような気がする。個人的な見解だけど、メッシの周りがサボり気味なのか、メッシが単独すぎるのか、崩しの最終局面で、どうも孤立してる気がする。

まぁどちらにしても、バルサのサイクルはそろそろ新しい展開が必要だし、バイエルンはペップ召集前の前段階としての花道として頑張ってほしい

ドルトムントvsレアル
ドルトムントは今年はCLに目標を抱えてのシーズン。やはり選手層の差でリーグは溝が空いたけど。ただ照準を合わせたCLできっちり結果を出しているのは素晴らしい。相手も勝っている相手なので勝機はある。結局は自分たちのサッカーをするだけだろうし

レアルも同じことが言える。スペ1有終の美を飾れるのか?優勝=退団という道図時はほぼできていると思うし。彼には勝利が似合うし、彼ほどの勝者はなかなかいない。負けて退団という道はなかなかに考えにくい(無くはない程度)ので、ここはぜひ勝ちたいところ。ベンゼマ&イグアインが相変わらず役立たず状態だけど、結局のところ、選手一人で状況を打開することにかけて、CR9はメッシをはるかに凌駕する(なんでもないロングボールを競り合って、ドリブルで敵を弾き飛ばして、無回転シュートを決めちゃうのは彼くらいでしょ)訳だから。

個人的には決勝バイエルンvsレアルで


おわた

2013年3月20日 スポーツ
WBCおわた

やはり、盛り上がりに欠ける大会という印象はぬぐえない

確かに日本野球界トップの選手チームだったが、あくまでNPB内という印象。実力の差というより、単純に

人気の差

で物足りないという大会。さてー、問題のシーンである内川選手が挟まれたシーン。Numberの記事により細かい状況がわかってきました

要するに

「盗塁をしろ」

というサインは出ていました。ただし

「次のボールを必ず走れ」

ではなく、あくまで盗塁をすることを指示しただけで、タイミングは選手に任せるという状況。実は鳥谷選手が盗塁した時と同じサインだそうです。

ただし、状況が全く異なります

ランナー1,2塁

1塁ランナーが盗塁するのと、2塁ランナーが盗塁するのは全く意味が異なります

その状況下で、選手に判断させて盗塁させるというのは正直かなり厳しい。確かに内川選手が2塁ランナー井端選手をしっかり見ていなかったのは落ち度ではありますが、正直盗塁の得意とは言えない内川選手にそこまで要求するのはかわいそう。
井端選手に関しても、さほど盗塁が多い選手ではない。そういった状況でのサインとは正直思えない。打者との兼ね合いももちろん生まれます。そういった点では

「次に走れ」

のサインだったら…と悔やむシーンです。たら・ればは禁句ですが…

監督人事からすでに迷走気味、コーチ陣に関しては更に?が就く人事。若干火中の栗を拾った状況ではありますが、それでもここまで国民の人気を得られなかったのは大きな問題

次の大会は果たしてメジャーリーガーは出てくれるのだろうか?ダルビッシュは?青木は?中島は?

そしてその頃にはマエケンは?とかなってるんだろうか…
ここにきて主要4か国のリーグの行く末

4か国は一応プレミア・リーガ・ブンデス・セリエ

で、意外なことにセリエを除くリーグがほぼ優勝を決めてしまっている感じ

ブンデス
バイエルン←12→ドルトムント
マンU←9→マンC
バルサ←9→A・マドリー

ちょっと離れすぎですね。一見9ポイントなんて3試合じゃんって思う人もいるかもしれないけど、ここまで首位のクラブがそうそう負けない訳ですよ。そう考えると3試合分も離れているというのが正しい表現。

ただし、CLなど負荷の高い大会を勝ち残ってもいますので油断はならないとは思いますけど、ほぼ80%は決まった感じはします

逆にセリエは面白いことになってる

首位ユベントスと2位ナポリとの差は3ptで3位ラツィオとの差は9pt

「9ptは無理なんじゃないの?」

って言われるかもしれませんが、ユベントスからするとナポリとラツィオとの直接対決が実際残っています。首位と2位の差の9ptは直接対決を含めても6ptの差がありますが、3位の場合は2位と首位対決を含めると状況によって3ptの差と考えることも可能なんですよね。それを踏まえ、万一平行線のまま直接対決になった場合を想定すると
1:ユベントス
2:ナポリ-3
3:ラツィオ-9

ナポリvsユベントス負
1:ユベントス
1:ナポリ
3:ラツィオ-6

ラツィオvsユベントス負
1:ナポリ
2:ユベントス-3
3:ラツィオ-6

と、なります。そして明日の2/9にはラツィオvsナポリがあります。この結果いかんでは

1:ユベントス
2:ナポリ-6
2:ラツィオ-9


ナポリvsユベントス負
1:ユベントス
2:ナポリ-3
3:ラツィオ-6

ラツィオvsユベントス負
1:ユベントス
1:ナポリ
3:ラツィオ-3

と完全な三つ巴になります。ユベントスはCLを勝ち抜いており、また戻ってきた選手も多いとはいえ、負傷者やコンディションが悪い選手が多くいます。加えてピルロの代替えが全くいない上に、こちらも代えが利きにくいキエッリーニは負傷のまま。
この数試合は非常に不安定な戦いを強いられています。

ラツィオは一時ほどの調子は落としつつあり、直近の3試合を2敗1分けとなってはいるものの、リーグ制覇に絶対に落とせないナポリ戦には相当のモチベーションがあると思います。なにより面白いのが

ラツィオvsナポリはラツィオ
ナポリvsユベントスはナポリ
ラツィオvsユベントスはラツィオ

のホームなんですよね。下位のクラブの方が大勢的に優位にある出来過ぎたシナリオ。おもしろい!ここで勝ち切ったらユベントスは本当に強さが戻った感じですね。正念場だなぁ
日ハムファンには青天の霹靂どころじゃない

だって他所のファンですらそうだから。金銭面や次のオフに関することで球団と揉めていたって話だし、当人MLBへの挑戦は常々言ってた。もし、それが問題だとすると、そもそもMLB移籍を前提として獲得した大谷選手の件はどうなるのよ?って糸井選手サイドは当然思うんじゃなかろうか?

糸井+八木⇔木佐貫+大引+赤田

完全に赤字。中田、陽、糸井の攻守に完璧な外野の布陣を意図も簡単に崩しちゃうとはねぇ…いくら若手育成に定評があるとはいえ、ファンのことを考えたらって思っちゃうけど

ダルビッシュ選手もTwitterで「トレードありえへん」と言ってますよ?そろそろファンの方も文句を言うべき段階にきたと思いますよ@ちなヤク